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After living in the United States for 15 years, I came back to my hometown Matsue, a small city in the western part of Japan, in November 2014. I imposed a simple rule on myself. Use only American saltwater lures for at least one year and report what they catch...... When a year had passed since then, I decided not to lift this ridiculous restriction. I am still using only American lures.(2014年11月、15年間のアメリカ生活を終え、島根県松江市に帰郷した私は、自分自身に一つのルールを課しました。少なくとも1年間、アメリカのソルトルアーだけを使い、釣果を報告すること......。そして1年が経過した時、私は、この馬鹿馬鹿しい制約を解除しないことに決めました。今もまだ、アメリカのルアーだけを使っているのです。)

Nov 28, 2024

(No. 1264) No Japanese Spanish Mackerel in Etomo Harbor (恵曇港にてサゴシなし)



We, Japanese, are fish eaters. Although fish consumption has been in decline for a long time, we still love to eat fish. And we also know there is a famous slogan in the world of sports fishing, which is “Catch and Release.” I am afraid that this slogan doesn’t necessarily fit the Japanese fish-eating culture. So I made up my own slogan many years ago, which is “Catch and Eat but Never Catch Too Many.” From the perspective of this slogan, I cannot like very much pictures of amateur anglers boasting about the “quantity” of fish they caught. The “quality” is more important. 
(私たち日本人は、魚を食べる者たちです。魚の消費量は、長期にわたって減少傾向にありますが、私たちは今でも魚を食べるのが大好きです。また私たちは、スポーツ・フィッシングの世界に「キャッチ&リリース」(釣ってすぐ放す)という有名なスローガンがあることも知っています。ただ私は、このスローガンは、日本の魚食文化には必ずしも合っていないのではないかと思います。そこで私は、何年も前に独自のスローガンを作りました。「釣って食べる、でも釣り過ぎない」です。このスローガンの観点に立つ私は、釣れた魚の「量」を自慢している釣り人の写真はあまり好きになれません。「質」の方が重要なのです。)
As I reported in my last post, I caught the Japanese Spanish mackerel in Etomo Harbor a few days ago. I shared it with my parents, but I felt the quality of the dish was not as good as it should have been. The fish meat was kind of undercooked. Strangely, I started feeling sorry for the fish, not because I killed and ate it, but because I didn’t do my best. So since my last post I have kept going to Etomo Harbor for another fish in spite of very bad weather. Strangely, now I feel it’s my obligation to make a best dish out of the fish. I feel I need to do it in order to properly express my thankfulness to the species of Japanese Spanish mackerel… We, Japanese, are fish eaters.
(前回の投稿で報告したように、数日前に恵曇港でサゴシ(若いサワラ)を釣りました。両親と一緒にその魚をいただいたものの、料理の質が、いまいちでした。身が少し生焼けだったのです。奇妙なことに私は、魚に申し訳なく思い始めました。それは、魚を殺して食べたからではなく、私がベストを尽くさなかったからでした。そのため、前回の投稿以来、悪天候にもかかわらず、私は恵曇港に通い、もう一匹釣ろうとしています。奇妙なことに私は、その魚で最高の料理を作らねばならないと感じているのです。そうする必要があると思うのです。サワラという魚種に、正しく感謝の気持ちを伝えるためには…。私たち日本人は、魚を食べるのです。)

2 comments:

  1.  やっぱりMasahiroさんは同志だなと感じます。
     食い切れもせんだろうにクーラーっぱいの魚を釣ったり、それをやったら釣り場終わるだろうっていう定着性の強い根魚や渓流魚を新聞の上にずらずら並べての写真を撮ったり、心底ナニ考えてるのかそれが自慢になるのか?理解できません。
     「釣って食べる、でも釣りすぎない」はストンと素直に腑に落ちます。釣って持ち帰った魚は最高の料理にして敬意を払いたい気持ちも全く同じです。
     私も量より質を心がけねばと改めて思いました。 

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    1. ナマジさん、コメントありがとうございます。
      気候変動のせいで、魚介類なども数が減っているものが多いようですから、これからはさらに釣り過ぎに気をつけたいところですね。
      と同時に、やはり日本は魚食文化。海外の人からはなかなか理解されにくい部分なので、書いてみました。

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