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After living in the United States for 15 years, I came back to my hometown Matsue, a small city in the western part of Japan, in November 2014. I imposed a simple rule on myself. Use only American saltwater lures for at least one year and report what they catch...... When a year had passed since then, I decided not to lift this ridiculous restriction. I am still using only American lures.(2014年11月、15年間のアメリカ生活を終え、島根県松江市に帰郷した私は、自分自身に一つのルールを課しました。少なくとも1年間、アメリカのソルトルアーだけを使い、釣果を報告すること......。そして1年が経過した時、私は、この馬鹿馬鹿しい制約を解除しないことに決めました。今もまだ、アメリカのルアーだけを使っているのです。)

Jan 14, 2017

(No. 244) “Double-handlization” is Completed for My PENN Torque Spinning Reels (PENNのトルク・スピニングリール、ダブルハンドル化完了)





First, I would like to tell you that this post is about neither my fishing trip nor stray cats. It is about a technical aspect of fishing gear that may interest only a few people. It is also a result of the fact that the bad weather and my tight work schedule do not allow me to go fishing for some time. Second, there is no word such as “double-handlization” in English. It is a completely new term just coined by me. As I explained in one of my previous posts, I am an ambidextrous caster. I am able to cast a lure either right-handed or left-handed, and there is no difference in casting distance and accuracy whichever hand I use. There are some merits of being ambidextrous, especially when you fish at a fishing spot such as ones along the rocky shore in the Sanin Region. That’s why I have used a spinning reel with two handles.
(まず初めにお伝えしておきたいのは、今回の投稿は、釣行に関するものでもなければ、野良猫に関するものでもないということです。釣り道具の技術的な側面に関する内容ですので、興味を持たれる方は、ほんの数人かもしれません。また、こんな内容になったのは、悪天候と厳しい仕事のスケジュールのせいで、しばらく釣りに行けないからでもあります。続いてお伝えしておきたいのは、「double-handlization」というような言葉は英語には存在しないということです。この単語は、私が今、こしらえた新語です。さて、以前の投稿でもご説明した通り、私は左右両利きの釣り師です。右手を使っても、左手を使っても、どちらでもルアーが投げられる上、キャスティングの飛距離と精度は、どちらの手を使っても、変わりがありません。山陰地方における磯のような場所で釣りをする場合、左右両利きであることには、いくつかのメリットがあります。そのため私は、2つのハンドルが付いたスピニングリールを使っているのです。)
However, as soon as I started using a double-handled reel last summer, I noticed that the handles should line up straight in the opposite direction from each other. This is especially true of my bail-less spinning reel, PENN Torque 5. Otherwise, if you cast a lure carelessly, the increased momentum due to the two handles may allow the rotor to spin excessively and the line roller to catch the outgoing line. The line will be snapped off if damaged, and the precious lure will be gone. This issue had bothered me, but I didn’t find how to solve it. Several days ago, finally I came up with the idea. If I put an appropriate shim between a handle and the ball bearing that supports it, I must be able to adjust the direction of two handles. I immediately ordered several shims of different thickness and tried inserting one of them between the handle and the ball bearing. Ta-da! I made the handles of my reels line up dead straight in the opposite direction. The mission of double-handlizing My PENN Torque spinning reels is finally completed, and now I feel I own the best spinning reels in the world more than ever. Call me “Double-Handle-no-Masa,” “Dabuhan-no-Masa,” or “DH-no-Masa.”
(しかしながら私は、昨夏にダブルハンドル・リールを使い始めてすぐ、2つのハンドルはお互いに正反対の方向へ一直線になっているべきだということに気づきました。そしてそれは、とりわけ私のベールレス・スピニングリール、PENNのトルク5に当てはまるのです。もしそうなっていないリールで不用意にルアーを投げたら、ハンドルが2つあるために強まった勢いのせいでローターが過度に回転し、放出中のラインをラインローラーがつかんでしまう可能性があります。もしラインが傷ついていたら、そこでブツッと切れて、貴重なルアーが彼方へ飛んでいってしまいます。私はこの問題に悩まされてきましたが、解決法を思いつきませんでした。しかし数日前に、ついにひらめいたのです。適切なシムを、ハンドルと、ハンドルを支えるベアリングの間に置けば、2つのハンドルの方向を調節できるに違いない。すぐに私は、厚さの異なるシムをいくつか注文し、ハンドルとベアリングの間に挿入してみました。すると、どうでしょう! ついに2つのハンドルを正反対の方向へ一直線にすることができたのです。PENNのトルク・スピニングリールのダブルハンドル化というミッションはとうとう完了し、私は今、これまで以上に強く、世界最高のリールを所有していると感じています。これからは私を「ダブルハンドルのマサ」もしくは「ダブハンのマサ」もしくは「DHのマサ」と呼んでください。)

4 comments:

  1. 執念が実りましたね。通常ダブルハンドルはハンドルが枝分かれしてノブが二つの(ベイトリールのよう)ハンドルを指します。
    何か突拍子もない造語(特許クラス)を考えては如何でしょう?
    シムが抜けて無くならないように、高ちょう度のグリスで引っ付けておくと良いと思います。
    ちょっと気になるのがシムが厚いような気がしますので、なるべく薄いシムで調整できるなら努力した方が良いと思います。シム分浮く訳ですから、ハンドルのスクリュー部の密着が悪く最悪は折れてしまう可能性があります。シム内径がキッチリしていれば良いですが、合っていないと空間ができてしまい強度が下がります。シム外径は今、ハンドルが重たく無ければ大丈夫かと思いますが・・・。

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  2. Ichiさん、コメントありがとうございます。

    そして、シムを使って細かくリールを調整するという、楽しくも骨の折れる闇の世界に誘っていただき(笑)感謝しております。

    たしかに名称については、私も悩みました。その語感からいうと、本来は私のリールの方が「double handle」にふさわしいような気もしますが、Ichiさんがおっしゃるように既に「ダブルハンドル」と称するリールは存在するようですね。そこで私のは「左右ダブルハンドル」とかにしようかと一瞬悩みましたが、「まあ、いいや」と思って、やめました。

    将来、いったいどちらが「真のダブルハンドル」と称されているかは、今後の私の釣果、並びに、私と同じような改造をする人の出現数によると思います。つまり、勝負です(笑)。Ichiさんもダブル・ハンドラーになってください。

    シムは、きっちりハマってしまい、もう滅多なことでは抜けません。ほぼ一体化してしまったような感じです。外径も、きちんと寸法を計算して注文したせいか、接触はないですよ。

    ということで、私にとっては最高のリールが完成しました。Ichiさんも今度、フィールドで実際に回してみてください。反対側のハンドルが完璧なバランスで対角線上を空転してくれるので(笑)、何かこれまでにない感覚がありますよ。

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  3.  去年の夏に御逢いした時に回しましたがな~、ゴリゴリでしたがなぁ~。
    ハンドルではなくペダルと呼びます。
    スタンディングでは難しそうなので、ロッドを固定したトローリングで活躍できそうなシステムですね。
    よっ!ペダリングのマサ!

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  4. Ichiさんに鍛えられて私もシムを駆使し、だいぶんスムーズになりました。
    ただPENN純正グリスも大好きで駆使してますよ! なのでやはりペダル級....(笑)。
    ただベールレスの場合、あんまり軽くローターが回ってしまうと、やはりラインをキャッチしてしまうので
    純正グリスが必須、という因果な仕組みになってます。

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