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After living in the United States for 15 years, I came back to my hometown Matsue, a small city in the western part of Japan, in November 2014. I imposed a simple rule on myself. Use only American saltwater lures for at least one year and report what they catch...... When a year had passed since then, I decided not to lift this ridiculous restriction. I am still using only American lures.(2014年11月、15年間のアメリカ生活を終え、島根県松江市に帰郷した私は、自分自身に一つのルールを課しました。少なくとも1年間、アメリカのソルトルアーだけを使い、釣果を報告すること......。そして1年が経過した時、私は、この馬鹿馬鹿しい制約を解除しないことに決めました。今もまだ、アメリカのルアーだけを使っているのです。)

Mar 5, 2016

(No. 140) No Fish at Ikesu in Etomo and at Nanbo in Etomo Harbor (恵曇の生須と恵曇港の南防にて釣果なし)





It was so sunny and warm today that I could not help going fishing this afternoon. First, I was at Ikesu, a small rocky spot that lies to the east of Etomo Harbor. The view from the path leading to Ikesu must amaze anybody. Spreading their wings, several black kites were hovering over the path as if they enjoyed sunbathing. After I walked down to Ikesu, I found that nori, a black delicious seaweed that grows on rocks in the wintertime, almost withered. Spring was around the corner, but I did not see any baitfish.
(今日はとても良い天気で暖かかったものですから、午後、釣りに行かないわけにはいきませんでした。まず私は、恵曇港の東に位置する小さな岩場、生須に行きました。生須に続く小道からの眺めに驚かない人はいないでしょう。翼を広げたトンビが、まるで日光浴を楽しんでいるかのように、小道の上を旋回しています。生須に降りてみると、冬期に岩場に生える黒くて美味しい海草、つまり海苔が、ほとんど枯れていました。春はもう、すぐそこです。しかし、ベイトフィッシュ(大きな魚の餌となる小魚)の姿はありません。)
It was unseasonably sunny, and nobody was around. So I was dangerously tempted to swim. Before I started to strip myself, I managed to leave the spot and drove to Nanbo, a breakwater in Etomo Harbor. There was one lure fisherman at the tip of it. He said it was his first time to come there. He did not catch anything, either. We had a friendly chat and I gave him some tips to catch huge Japanese sea bass at Lake Shinji. After he was gone, one local resident approached me. “Catch anything?” he asked. “Absolutely nothing,” I replied. Looking down the water around the tip, he sounded almost grieving. “I thought I would see a school of small fish. No fish is around. It is awful.”
(季節外れの陽気な上、周囲には誰もいないのでした。そのため私は「泳いじゃおうかな」という誘惑に危険なほど駆られてしまいました。服を脱ぎ出す前に、何とかその場を離れることに成功した私は、恵曇港の防波堤の一つ、南防に移動しました。その先端に、一人のルアー釣り師がいらっしゃいました。ここに来るのは初めてとのことです。彼にも何も釣れていません。私たちは楽しくおしゃべりをし、私は彼に、宍道湖で巨大なスズキを釣るための秘訣を教えてあげました。彼が去ってしまうと、地元の男性がやって来られました。「釣れますかね?」と問われます。「なんだい釣れません」と私は答えました。防波堤の先端付近の海をのぞき込むその男性の声音は、まるで嘆き悲しんでいるかのようでした。「小魚でもおーかと思ったに。なんだいおらんわ。えらいことになったわ」)

2 comments:

  1. 私もノーフィッシュが絶賛続いております。
    最近は沖磯の2つ島と大床鼻にいってきました。
    しかし、春マサの反応おろかベイトもまだみえませんでした。
    大床鼻は、落石や土砂崩れが多く、注意して歩かないと危ない様子でした。
    行かれる際は注意してくださいませ。

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  2. 大床鼻の落石注意報、ありがとうございます。どうか皆さん、お気をつけください。
    私は磯に出る前は必ず、「海の神様、どうか荒れないで下さい。山の神様、どうか崩れないでください」と祈って、手を合わせます。大床鼻では、特に真剣に祈ります。

    ノーフィッシュ、残念ですね。
    でも、ノーフィッシュの時にいかに魚釣りを楽しめるかが、釣り人の真価を決めるのではないかと私は思っています。
    「今日も釣れなかったけど、楽しかったな」と思えるような釣りがしたいですね。

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